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D.B.クーパー事件

D.B. COOPER HIJACKING / NORJAK

身代金とともに、
夜空へ消えた。

一文でいうと

1971年、男が米国の旅客機を乗っ取り、20万ドルとパラシュートを受け取った後、飛行中の機体から降下して行方不明になった事件。

短い概要

「ダン・クーパー」と名乗る男が、オレゴン州ポートランドからシアトルへ向かうノースウエスト・オリエント航空305便に搭乗しました。

男は爆弾を持っていると乗務員へ告げ、20万ドルと4つのパラシュートを要求。シアトルで乗客36人と引き換えに受け取ると、再び離陸させました。

男はシアトルとリノの間で後部階段から降下し、その後の生死も身元も確認されていません。

このページはFBIの公表記録に限定します。有名な容疑者説、映像作品、匿名の告白、降下地点の断定は扱いません。
EDITORIAL POLICY / 事件記事の方針

出典はFBIの事件史料と公式更新に限定し、容疑者の推測・犯人当て・未確認の告白を掲載しません。FBIは2016年に捜査資源を他案件へ振り向けました。

確認済みの4点

01 / 名乗り

Dan Cooper

航空券購入時に使った名。「D.B.」は報道から広まった呼称で、本人がそう名乗ったわけではありません。

02 / 便名

Flight 305

ポートランド発シアトル行き。男は黒いネクタイと白いシャツ、スーツ姿でした。

03 / 要求

20万ドルと4つのパラシュート

シアトルで乗客を解放し、身代金とパラシュートを受け取りました。

04 / その後

行方不明

飛行中に後部から降下。本人や装備の決定的な痕跡は確認されていません。

FBI記録で追う4段階

01

搭乗――現金で片道券を購入

1971年11月24日午後、男はポートランドでシアトル行き305便の片道券を現金で買いました。

02

要求――爆弾を示す

離陸後、客室乗務員へ爆弾を持っていると書いたメモを渡し、現金20万ドルと4つのパラシュートを要求しました。

03

交換――乗客を解放

シアトル着陸後、男は身代金とパラシュートを受け取り、乗客36人を解放。乗員の一部を残して再離陸させました。

04

降下――夜間に消える

メキシコシティ方面へ向かう途中、シアトルとリノの間で後部階段から飛び降りました。以後の生死・身元は不明です。

この節は全体像をつかむための案内です。作品ページは結末を代替せず、知識ページは確定事項と未解決部分を区別しています。

何が重要なのか

01 / NAME

事件名からして誤伝がある

「D.B.」は報道が作った呼称です。最も有名な情報でも、一次資料へ戻る必要がある例です。

02 / MONEY

一部の身代金だけが見つかる

1980年、身代金の通し番号と一致する20ドル札の一部が発見されましたが、本人の運命は確定しませんでした。

03 / STATUS

未解決と捜査継続は別

FBIは事件史料を公開し続けていますが、2016年に捜査資源を他の優先案件へ振り向けました。

なぜ伝説化したのか

映画のような手順、明確な要求、空中からの消失が一つの物語として完成して見えます。しかし、降下に成功したか、生存したか、誰だったかは別々の未確定問題です。空白を魅力的な人物像で埋めないことが公的記録を読む基本です。

知っておきたい
基本情報

  • 発生1971年11月24日、米国北西部。
  • 航空機ノースウエスト・オリエント航空305便、ポートランド発シアトル行き。
  • 要求20万ドルの現金と4つのパラシュート。
  • 発見物機内に残された黒いネクタイ、1980年に発見された身代金の一部など。
  • 捜査状況FBIは2016年、同事件へ割いていた捜査資源を他の優先案件へ振り向けると発表しました。

出典・参考資料

  1. D.B. Cooper HijackingFederal Bureau of Investigation
  2. D.B. Cooper Plane TicketFederal Bureau of Investigation
  3. Update on Investigation of 1971 HijackingFederal Bureau of Investigation

上記の公式・学術資料を確認し、要約と解説は「万象目録」編集部が独自に作成しました。作品案内は本編の代替を目的とせず、知識記事は確定事項と解釈を分けています。最終確認日:2026年8月11日。
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