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地面師たち

TOKYO SWINDLERS

土地は動かない。
所有者だけが偽物になる。

一文でいうと

他人の土地の所有者になりすまし、巨額の代金を奪う詐欺集団が、東京の100億円不動産を狙うクライム・サスペンス。

短い概要

辻本拓海は、ハリソン山中が率いる地面師グループで交渉役を務めています。情報収集、法律対応、地主役の手配まで、分業によって架空の売買を本物に見せます。

次の標的は市場価値100億円の土地。開発用地を求める企業の焦りと、「これを逃したくない」という欲望を利用し、確認の一つひとつを突破していきます。

詐欺の手口だけでなく、組織が都合のよい情報を信じてしまう過程が怖い作品です。

結末と大きな反転は伏せています。本作は犯罪を描くフィクションであり、詐欺の実行を勧めたり、手順を実用的に説明したりするものではありません。

チームと役割

01 / 交渉役

辻本拓海

穏やかな顔で相手に接近する交渉役。詐欺集団に加わった背景が、物語のもう一つの軸です。

02 / リーダー

ハリソン山中

計画全体を支配する大物地面師。金銭だけでは説明できない危うさを持ちます。

03 / 手配師

麗子

地主になりすます人物を探し、振る舞いや情報を仕込みます。本人確認という制度の穴を担当します。

04 / 法律屋

後藤

契約や交渉の場を本物らしく整える役。専門家らしい言葉と態度が相手の警戒を下げます。

犯罪劇として見る4点

01

地面師とは何か

土地の所有者になりすまし、売買代金などをだまし取る詐欺を行う者を指します。ドラマでは、複数の役割が組織的に動く様子が描かれます。

02

狙うのは「焦り」

希少な土地ほど、買い手は他社に取られる前に契約したくなります。その時間圧力が、疑問点を都合よく解釈する土壌になります。

03

手続きが安心を作る

書類、面談、専門用語、複数の担当者。確認が多いほど安全に見えますが、すべてが同じ虚構に沿っていれば、形式はむしろ信用の演出になります。

04

二つの追跡を並べる

詐欺計画の進行と、拓海の過去や警察の捜査が並行します。「成功するか」だけでなく、「なぜここにいるのか」が緊張を作ります。

この節は全体像をつかむための案内です。作品ページは結末を代替せず、知識ページは確定事項と未解決部分を区別しています。

何が重要なのか

01 / SYSTEM

個人より組織がだまされる

担当者一人の愚かさではなく、社内の目標、上下関係、期限が判断を狭めます。組織の弱点を描く犯罪劇です。

02 / PERFORMANCE

所有者は演じられる

私たちは土地そのものではなく、書類と人物の整合性を見て所有を認めます。制度が演技に依存する怖さがあります。

03 / DESIRE

欲望が最後の鍵になる

詐欺師が嘘を押し込むだけでは成立しません。被害側の「信じたい理由」が、最後の疑いを消していきます。

なぜ流行したのか

専門的な不動産取引を、分業型の強盗映画のように見せる速さと、東京の土地をめぐる生々しさがあります。Netflixによれば、日本の週間TOP10(シリーズ)で6週連続1位、非英語シリーズの週間グローバルTOP10に5週連続で入りました。

知っておきたい
基本情報

  • 配信2024年7月25日、Netflixで世界独占配信。全7話。
  • 原作新庄耕『地面師たち』(集英社文庫)。実在の地面師事件に着想を得た小説です。
  • 制作監督・脚本は大根仁。制作プロダクションは日活とブースタープロジェクト。
  • 出演綾野剛、豊川悦司、北村一輝、小池栄子、ピエール瀧ほか。
  • 区別現実の事件を参照したフィクションです。登場人物と筋書きを、実在人物の記録として扱わないでください。

出典・参考資料

  1. 『地面師たち』作品ページNetflix
  2. 配信・作品・制作情報Netflix
  3. 大根仁監督とのパートナーシップ発表Netflix

上記の公式・学術資料を確認し、要約と解説は「万象目録」編集部が独自に作成しました。作品案内は本編の代替を目的とせず、知識記事は確定事項と解釈を分けています。最終確認日:2026年8月11日。
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